青森、岩手、宮城をまたぐ「三陸海岸」に属する岩手県沿岸エリア。寒流と暖流が出合う三陸沖は、世界に多数ある漁場の中でも特に漁獲量が多いとされる世界三大漁場のひとつ。また「リアス式海岸」と呼ばれる地形は天然の良港で、養殖なども盛んです。それぞれに旬が違うさまざまな魚介。産地だからこそ出合える海の幸もたくさんあります。

岩手独特?「瓶うに」「瓶ドン」

三陸の夏の味といえば生ウニ。岩手では牛乳瓶に入っているのがスタンダードで、初夏〜8月初旬の短い期間、店頭に並びます。採れたての生ウニを滅菌処理した海水と一緒に瓶詰めし、ミョウバンなどの保存料は不使用。甘く濃厚な旬のウニを自然に近い状態で味わえます。そのスタイルをヒントに考案されたのが、沿岸のまち・宮古の新名物「瓶ドン」。海の幸が瓶の中に詰まっていて、ご飯にかければ豪華な海鮮丼に。おみやげにもおすすめの一品です。

地元民の声

「今だけの味」といえば、1〜2月頃出回る早採りワカメ。柔らかくシャキシャキしていて、お湯にくぐらすと鮮やかな緑色になります。おいしいです!

素材がいいので、醤油漬けや缶詰などの加工品もおいしい。さらにうまみが凝縮されていている気がします。日持ちするからお土産にも便利。

田清の手切り・厚切り鮭(時価、魚種による) ※冷蔵、冷凍

田清魚店

本館B1

明治9年創業の老舗魚店で、毎朝市場や全国の産地から仕入れる新鮮・旬鮮な魚が自慢。魚の目利きはもちろん、包丁の扱い、捌き方にも専門店ならではのこだわりがあり「美味しくて満足を感じる大きさ」に一切れ一切れカットしています。食べ方や本日のおすすめなど、気軽に相談できるのも専門店ならでは。お土産、贈答用の箱入れにも対応しています。

生うに(時価)※冷蔵(氷、保冷バックを使用して持ち帰りが可能です)※販売期間 5月上旬~8月上旬

三陸海産暖簾 山口屋

おでんせ館1F

岩手の「生うに」といえば、剥いたうにを海水と一緒に牛乳びんに詰めたこの商品。生うに製造元直売の山口屋では、水揚げがあればその日の朝にびん詰め加工したうにが昼には店頭へ並びます。また原料の産地、びん詰め加工日など他店では表示しない情報も店頭に明示しますので安心。全国への発送も承ります。

盛岡海宝漬(4,450円)※冷凍(保冷剤付き)

岩手路

おでんせ館1F

三陸産のあわび、いくら、めかぶなどを特製の調味液に漬け込んだ釜石・中村家の「海宝漬」は、岩手を代表するおみやげのひとつ。なかでも「盛岡海宝漬」は、岩手路でしか購入できないオリジナルで、トッピングが豪華。めかぶの上にあわび、いくら、かに、うにがたっぷりのっています。船の形をした特別仕様のパッケージもこだわりで、お土産にぴったりです。

Cava(サヴァ)缶(410円)

東北めぐり いろといろ

おでんせ館1F

三陸沖から銚子沖で水揚げされたさばを使い、釜石市で製造。これまでの「さば缶詰」の主流である水煮・味噌煮とはまったく違う洋風な味付けと、おしゃれなパッケージデザインで人気に。「オリーブオイル漬け」「パプリカチリソース味」「レモンバジル味」「アクアパッツア風」「ブラックペッパー味」の5種類。そのままでも、アレンジしても美味しいですよ。

瓶ドン「浜ノ宝」(左から焼うにミルフィーユ1,728円、鮭といくらの紅葉漬1,620円、海鮮ミルフィーユ1,296円)※冷凍

三陸海産暖簾 山口屋

おでんせ館1F

瓶ドンとは、牛乳瓶入りの生うににヒントを得て考案された宮古市の新名物。山口屋では宮古の名宿・浄土ヶ浜パークホテルが製造した「浜ノ宝」3種類を販売しています。解凍後、瓶の中の具材をごはんの上にそのままかけるだけで贅沢で色鮮やかな海鮮丼のできあがり。お土産にも贈答用にも人気です。

田清オリジナル味噌使用「もりおか西京漬」(時価、魚種による) ※冷蔵、冷凍

田清魚店

本館B1

明治9年創業の老舗が手がける西京漬は、盛岡人の口に合うしっかりとした味付けで、長年愛されてきた自慢の一品。味噌はオリジナルで地元・盛岡の酒蔵「あさ開」の麴を使用。目利きが選んだ魚のうま味がぎゅっと詰まったコク深い味わいは、ごはんのお供にも、お酒の肴にもぴったりです。お土産、贈答用の箱入れにも対応しています。