柳家 「キムチ納豆」
古くから蕎麦や小麦の栽培が盛んで、独自の粉食文化が培われてきた岩手。そのせいか、岩手の人は麺が好き。「盛岡三大麺」のほかにも多様な麺グルメがあります。中華麺をそばつゆで食べる「ざる中華」、平打ちの小麦麺を小豆汁で食べる「あずきばっとう」など、旅行者から「え!?」と驚かれるようなものも。ローカル麺との出会い、旅の思い出にいかがですか
山・里・海の食材に恵まれている岩手は、地産食材と麺の組み合わせも多彩です。新鮮な海産物や野菜・山菜、旨味たっぷりの肉が具材に使われていたり、麺そのものも岩手県産の蕎麦や小麦を使った自家製だったり。岩手のおいしさを気軽に味わえるのが、ローカル麺グルメの魅力。旬の食材を使った期間限定メニューがたくさんあるので、訪れるたびに違うおいしさに出会えます。
岩手県は広いので、地域ごとに「地元で愛されているソウルフード的麺料理」があります。それぞれ個性的で食べ歩くのが楽しいです!
春は山菜の天ぷらうどん、夏はトマトの冷製パスタ、秋はきのこラーメン、冬は牡蠣そばなど、季節ごとにお気に入り麺グルメがあります!
盛岡人のソウルフード「キムチ納豆ラーメン」が看板メニューですが、店舗によって個性があり、ぜひ食べてもらいたい名物ラーメンがいろいろ。フェザン店の一押しは、背脂たっぷりの、まろやかな濃厚醤油が特徴の「はやぶさ」。自家栽培の県産小麦を使用した麺の香りと甘みがあるモチモチとした食感が、濃厚なスープによく合います。
店内で製麺する麺は太麺で強いコシが自慢。かきあげなどの天ぷら類も店内揚げたてを提供。地元醤油店のかえし、県産の食材を使うなど地産地消にも力を入れ、本格的な製法にこだわりながらも、立ち喰いソバ屋らしく「早い、安い、旨い」がモットーにしています。